研究会

10月24日、オンライン研究会を開催しました。詳細は下部をご覧ください。

次回:調整中

テーマ


参加者募集中

Eメールまたはお電話でお申し込みください。

Eメール info@transcendjapan.X

Xnetに置き換えてください。迷惑メール対策です)

電話番号 080-4233-0220

終了報告

日本における平和創造力を涵養する積極的平和教育の構築――平和教育実践者と紛争解決支援者の視点から

発表者:高部優子

10月24日(日)

今回の報告は、横浜国立大学に提出した高部の博士論文をもとにしている。

博士論文の目的は、ヨハン・ガルトゥングの新しい消極的平和・積極的平和概念(2007年、2012年)を用い、戦争の諸問題が中心となっている日本における狭義の平和教育の成果を継承しつつ、平和を創る力を涵養する積極的平和教育へと発展させるために、紛争解決を鍵概念とし、実践を通して積極的平和教育を構築することである。

まず、ガルトゥングなどの平和学の先行研究を踏まえ、積極的平和の構成要素である直接的平和・構造的平和・文化的平和が具体化されていないことを指摘した。また、包括的平和教育の提唱者であるベティ・リアドンの論考を踏まえ、日本の平和教育の課題を整理した。

それらの課題を克服するため、紛争解決のアニメーション教材を使用したアクション・リサーチを行い、トランセンド法を含む複数の紛争解決手法の導入を提案した。

次に、紛争解決の現場で働く人々へのインタビューを実施し、修正版グラウンデッドセオリーにより分析を行い、紛争解決の資質・能力について整理をし、日本の文脈で、具体的な直接的平和・構造的平和・文化的平和を示した。

実践分析は、積極的平和教育が実践されていると考えられる、東北アジア地域平和構築インスティテュート(NARPI)と日本平和学会・平和教育プロジェクト委員会の実践事例を分析した。そこからポジショナリティ論による権力性に対する批判的態度、平和・暴力概念、紛争概念を導入した積極的平和教育の目標や教育内容や方法、ファシリテーターの重要性など、積極的平和教育の在り方について提示した。


報告後、参加者から、修正版グラウンデッドセオリーや社会的構成主義についての質問が出され、文化的暴力についての議論などを行った。

また、積極的平和教育は、従来の平和教育を継承していると言いつつも、溝が埋められていない、という指摘もあった。それは平和教育実践と平和教育研究との溝でもある。今後、実践交流を行うなどの方向性も示された。

テーマ「小学六年生に日本軍『慰安婦』問題を教育する意味」 

発表者:藤田康郎

8月22日(日)

小学校で6年生を対象に絵本を使った従軍慰安婦問題の授業を対象にして、平和教育と性教育の統合を考える。

また感想文のテキストマイニング分析を通して、男子生徒と女子生徒の違いについて考察し、今後の性教育と平和教育について考える。

テーマ「アメリカ心理学会投稿マニュアル第7版(2020)の新基準JARS:質的研究者VS量的研究者の和解と連携のために」 

発表者:いとうたけひこ(和光大学)

6月27日(日)

テーマ「『帝国主義の構造的理論』から現代を読む」 

発表者:藤田明史

18日(日)

テーマ「利益相反(conflict of interest)の観点からコロナ問題を考える」 

発表者:伊藤武彦

21日(日)

テーマ「『帝国主義の構造的理論』から現代を読む」 

発表者:藤田明史

4月18日(日)

ヨハン・ガルトゥング講演会 2016年5月31日 於立命館大学